東海地区除籍(廃棄)現状調査 アンケート集計表(VI.1のみ抜粋)

 

Y 全ての館へ

1.資料の収集や保存について、今後東海地区の取り組みに望むことは?(自由記述)

 

・資料収集のための文献代が利用者には負担なため 保存資料が共有でき 負担が少なくなる取り組みを望みます(病)

 

・重複雑誌のように 除籍(廃棄)のデータ交換をしていただけるとありがたいです。(病)

 

・当院には明確な選書基準がなく蔵書構築に頭を悩ませているが、研修会やMLを活用し情報交換できるよう、今後も場の提供を望みたい。(病)

 

・分担保存(病)

 

・東海地区医学図書館協議会での雑誌協同購入の交渉はしてもらえないだろうか?
各館が個別に業者と交渉するよりも効率的で、条件面も良くなるのではないでしょうか?
但し、条件面で合致しない館は当然出てくると思うので、可能かどうか?です。(病)

 

・マイナー学会誌・電子媒体を含めた外国雑誌の提供情報のアップ(病)

 

・資料の収集、保存は各大学学部、学科構成に基づく収書方針やニーズによるところであると考えられ、特徴があるものと推測されるが、分担収集、分担保存とまでは、各大学の事情を考慮すると、言い難い。よって、特になし。(大)

 

・現在は廃棄基準がないため、廃棄基準を作成して順次除籍していくべきだと思います。他館の具体的な廃棄基準、方針等を知る機会を設けて頂けると嬉しいです。(病)

 

・図書館資料の分担保存(大)

 

・雑誌のsupplementの所蔵があるといいです。(脈管学)(病)

 

・分担保存とその利用について検討できるとよい。他が除籍しても、必ず所蔵している館がある状況が作れると良いと思う。(大)

 

・学術的価値は高いが、利用頻度の少ない資料を保存しているため、利用者、あるいは新しい資料のためのスペースの確保が難しくなっている、というのが多くの図書館の共通課題と考えられる。そのため除籍(廃棄)せざるを得ない状況だが、東海地区に限らず、全国的に除籍(廃棄)が進む紙資料の有効な保存・利用方法の確立が必要である。個々の図書館単位では対応困難であるため、館種、設立母体を超えた大規模な共同管理システムを早期に実現すべきと考える。(大)

 

・分担保存、当院は小児科関連を保存します(病)

 

・電子資料も紙の資料も収集、保存していくスタイルが望ましいと思います。(専)

 

・当室は除籍(廃棄)のハッキリとした基準がありません。ちょうど、このアンケートをいただく前に除籍(廃棄)のことで色々と調べたりしていました。旧いから除籍(廃棄)ということではなくて、どの様な資料を保管していったら良いのか教えていただける場を設けていただけると大変ありがたいです。私は正職員ではありませんので、研修会に参加出来る機会はほとんどありません。資料だけでもいただけると勉強になります。(病)

 

・東海地区に限ったことではないが,「ILLで補えばよい」との考えから,全国にある図書館が資料の除籍を実施し,その結果, 我が国のすべての図書館から資料がなくなってしまうという事態に陥らないようにしたい。(大)

 

・最近ではコピーよりもPDFで入手したいといった利用者の傾向があるが,現状,ILLでは提供できない。そのため,加盟館が分担し,雑誌単位(紙や電子ジャーナルは問わない。)で共同保存するという方策からさらに歩を進め,DDSの提供業者と連携し,すべての加盟館が利用できる安価なDDSシステムを東海地区で構築できればと考える。(大)

 

・除籍・廃棄はそれぞれの図書館の事情が関わってくるので、統一した基準や取組みが難しいと思います。ですが、廃棄ものの 有効活用や、廃棄により生じるILL依頼先の減少等の解決策をネットワークで考えられたらいいと思います。(病)